新型コロナに感染しました | ヴァイオリン技術者の弦楽器研究ノート

ヴァイオリン技術者の弦楽器研究ノート

クラシックの本場ヨーロッパで職人として働いている技術者の視点で弦楽器をこっそり解明していきます。

こんにちはガリッポです。

先週は短めの記事となっていましたがその理由は熱があったからです。
その後の検査でコロナの陽性だと分かりました。

先週の金曜日の夜仕事から帰ると、のどの渇きとともにしんどさを感じました。
夜は寒気がして眠れませんでした。
土曜日の朝に体温を測ると37.5℃くらいで軽く熱があり、夕方には38℃を超えました。
そのあとは寒気は収まっても何日か37℃以上が続きました。
体温を上げるためか筋肉が使われたようです。腰痛から始まり、背中、首にかけて筋肉が硬直して血行も悪くなったでしょう。長時間横になっていると頭痛になりました。

まもなく鼻炎と咳が出るようになり、痰が絡んだりして眠りづらかったです。

回復はとてもゆっくりでしたが、容態が急変することは無く心配していたような事態には陥りませんでした。

ワクチンは2度接種していました。
もう10年以上風邪をひいていない私でもしっかり病気になりました。
そういう意味で「わたしにとって」は風邪以上の病状になります。
他に感染した人でも、普段風邪をひきやすい人は症状がずっと重く長引いています。
私は軽い方です。また年齢は直接関係ないようです。

オミクロン株の感染力の強さで私でも感染してしまいました。
自分一人の対策では防ぎようがありません。


私にとっては病気よりも厄介なのは、手続きの問題です。
「感染したら何をするべきか」の説明がないのです。

街中にある検査所の注意書きには「無症状の人に限る」と書かれています。
病院に行くと陽性の迅速検査結果の提出が求められました。すでに矛盾しています。

黙って検査も受けずにいればコロナに感染していることも明らかになりませんし、隔離などの義務も発生しません。日本のような保健所もないし病院もこちらから要求しないと何をしろとも言われませんでした。そういう意味では申し出ていない人も多くいるんではないかと思います。

日本と違って世界はずっと不親切です。


一週間して症状はほとんどなくなり回復しましたが、気力が無くてやる気が起きませんので楽器のことを考える気にもなりません。

楽器とは関係ない内容になりましたが、参考にしてください。


隔離期間を終えて検査も陰性で仕事にも復帰しました。