人は汚いね、まったく。
何が汚いかって?

まぁまぁ、今からじっくり話すから、落ち着きな。

あのな、
俺は、わかってんだよ。
誰しもが、心の中に何かを隠している事を。

その何かっていうのは、本人もわかってないんだな、まぁ、実際ん所、俺もわからないんだけどな。ガハハ

とにかく、その何かがいけねぇんだ。
わかるか?
俺の言いたい事。

つまりな、何かが人間をダメにしちまうのさ。ガハハ

いけねぇ、こぼしちまったじゃねぇか、‥バカやろう。


‥仕方ねえ
いいか、よく聞いとけよ。


人間のな、ちっぽけな、そうだな、チンカスみたいな脳みそでな、みんな必死扱いて考えるんだ。
みんなだ、全員
どんな、バカでも。

俺は、何も考えていない馬鹿、つまり、天才と会ったことはねぇな、今まで。

あ~
必死に考えたものなんてのはな、いつの間にかなくなっちまってんのさ。
運良く残ったもんでも、チンカスだろ?所詮。
そのくせ、それを外に出さねぇで、閉まったまんまにしとくんだ。
馬鹿だろ?
しかもな、自分の中だけでそれを祭り上げちまうのさ。
いかにもすごいもんだとでも思って。ヘヘ

自分自身では気づいてないかもしれねぇけど、 祭り上げたものなんてのはチンカスさ、まあ、祭り上げちまったらチンカス以下だけどな。ガハハ


ん~
祭り上げた箱の中身を確認する事は出来ねぇんだよ、自身ではな。
わかるだろ?
汚いだろ?

まだ、わかんねえか


あぁ、
俺ぁ頭が痛ぇ。
痛くなってきた。


で、どこまで話した?
あ~
うん、だからな、
人は汚ねえんだよ、結局。
そして、祭り上げんなってことだ。
でもな、これはな、ほんのすこしだぜまだ。ほんの一部。

まだまだ、言いたりねぇぞ
俺ぁ。

あ~、でも
頭がガンガンしてダメだな、これゃ。

また今度話してやるよ、
まぁ俺が覚えてりゃな。ガハハ


じゃ、俺は帰るぜ。


おい。
俺を俺ん家まで送っていけ。
タダで、俺の話を聞けるとでも思ったのか、馬鹿やろう。