3月23日 (金) ご覧いただきありがとうございます。ブログ担当アイです。
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私たちは尼崎、西宮、伊丹を中心に活動してる工務店
株式会社アイディール・デザインです。
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今日も、尼崎は雨です…。予報では一日中雨
です…。
個人的にはあまり嬉しくはないのですが、我が社の観葉植物たちは
お外に出られて嬉しそうです。恵の雨、ということにしておきます
前回予告した通り、爆裂のお話です。今日はそのメカニズムについて。
爆裂とは例えるならば、建物の虫歯のようなものです。
虫歯は間食やお手入れ不足から、虫歯菌の塊が歯に付着し、
それが食事のたびに栄養をとって酸をだし、
やがて歯を守っている層を溶かしていきます。
そのまま放置すれば、溶かしてできた穴から、
さらに虫歯菌が進入し、痛みやしみるなどの支障が出てきます。
対して爆裂は、鉄筋コンクリートの建物が経年劣化や地震等、
想定外の力が加わることで、クラック(ひび割れ)が生じ、
そこから雨水が浸み込み、中心部分の鉄筋に水が入り、
鉄が錆びていきます。そうすると、鉄の体積が増え、
膨らんでくるので、周りのコンクリートが押されて、クラックが
さらに広がっていきます。これが、爆裂のメカニズムです。
最初は0.1㎜のクラックでも、放置しておけばそこから
さらに雨水が入り込んでいくので、どんどん広がっていきます。
ひび割れたところから茶色いしるが出ている、などは
かなり進行した状態です。最終的には押し出された
コンクリートが破損して落下、ということも起き得るのです。
虫歯は自然治癒しません。疑いのある方は、歯科医院での
治療をおすすめします
もちろん爆裂も放置すればするほど悪化していくので、
早めの処置をおすすめします
長々となりましたが、次回は爆裂補修の工程についての
ご説明をいたします

爆裂の写真です。中央部に鉄筋が見えています。