マンガやアニメはもちろん、小説、音楽、絵画、食事など多彩なものを使い「表現」することができます。
他の人間に対し、自分の持っているもので何かを表現できることが、「表現力」です。
簡単に言うと、「歌」では言葉と音で自分の気持ちを伝えています。
「小説」では文字のみで、主人公の性格や物語の世界観を語っていきます。
これは本当にすばらしい能力だと思います。
マンガも同じく、「絵」と「文字」を使い表現することが大切です。
物語に壮大な風景がでてきたら、絵のみで読者に自然のど真ん中にいるぞ、と思わせたいですね。
これは絵画に共通しています。
絵のみで「何を伝えるか」「どうやって伝えるか」を考えて描くでしょう。
話の途中に食事の描写がでたら、絵とセリフでその魅力を伝えなければなりません。
これは、食事レポーターを研究するといいでしょう。
彼らは、食事の見せ方、セリフのみでおいしさを表現して視聴者に届けています。
ストーリー中にバンドグループがでてきたら、その音楽すらもマンガの中で表現しましょう。
音楽関係のマンガ家さんは、絵と文字で音を奏でると聞いたことがあります。
ただ音楽を聞くのではなく、その作品の背景やストーリーなどを考えながら聞くとなお深く中身をつかめるでしょう。
例を交え書いていきましたが、身につけるのは大変です。
しかし、自分のものになったらこれほど強力な武器はありません。
長い目で見て、自分のペースで「表現力」を磨いていきましょう。