曹洞宗総本山 永平寺 | 社会保険労務士 松本事務所(富山市)の徒然日記

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富山の社労士、松本が日々感じたことを記します。

社会保険労務士 松本事務所 の松本ですニコニコ



さて、今日は福井の旅、名所編の前編ですクラッカー



以前からどうしてもいってみたい名刹の一つとして永平寺がありました目



行きたい行きたい、いつかは行こう、といって年月だけが経っていました叫び



そして、今夏、ようやく、たどり着きましたクラッカー



富山の就業規則・人事制度の専門家/社会保険労務士松本事務所(富山県富山市)


詳細にいえば、実は、永平寺というよりも曹洞宗開祖の道元禅師に興味があるんです目



私の信奉している森信三先生が若かりし頃、道元禅師が書かれた(といわれている)正法眼蔵にとても興味を持たれ、森先生は、この一書により心眼を開き、自分の学問の道を見いだされたとのことですひらめき電球



道元禅師は、鎌倉時代初期、24歳の時に宋(今の中国)に船で渡りました船



そして、中国の曹洞宗、長翁如浄という師匠のもとで修行に励み、 数年後、帰国船



多くの留学僧が中国からいろいろな文献を持ち帰るなか、道元禅師は何も持ち帰らず、体ひとつで帰ってきたそうです叫び



「あんた、何しに行ってきたんやむっちゃんと勉強したんかいシラー」と思われるかも・・・



しかし、道元禅師は

「眼横鼻直なることを納得して人に瞞かれず、すなわち空手にして還る。所以に一毫の仏法なし」

と言い切った叫び



意訳すると・・・「経典や書籍など何も持たないで空手で帰ります。ただ、眼は横に並び、鼻が一つ垂直にある。その現実を見つめて、人にあざむかれないだけのことである」の意味とのこと目


実は、“眼横鼻直”とはとても意味深の言葉ですひらめき電球



それは・・・(これもいろいろな方のご意見をまとめますと)・・・



私たちの日常生活のことを説いているそうです。



つまり、朝起きて、顔を洗って朝食をいただく。



また、トイレに行く、あるいは部屋の掃除をする、仕事に精を出す。



これ以外に人間の生活はない。



日常生活の中にこそ、 真の生き方がある。



そして、迷わずとらわれず、淡々と生きていくこと、それ自体が仏道である。



これぞ、実践真理を追究された森信三先生のバックボーンになっている考えの一つだと思いますグッド!