この法律、９６年。。。阪神淡路の次の年まであったんだよね。
朝ドラでやってる昭和憲法と法案の成立。。。初期からあったこれ。
１９４８年だからね、ほんと朝ドラと同じ時期。
除斥期間。。。つまり、訴えられる期間を越えたかどうか。。。も争点だった。
時間の壁っちゅうやつですな。
そもそも憲法違反の法律に、除斥期間って言葉が当てはまるかどうかが。。。
その上、様々な障害者が訴えるのに、問題があるかどうかの認知が出来たかどうかも分からない。
支援者とかに言われて「ダメだったのか？」って気付いて動いた人も多いと思うし。。。
知的障害があるならなおさら、自ら行動すら無理だからね。。。
今回、憲法違反って最高裁判決が出た。。。そもそも間違いってこと。
争点になる優生保護法自体、間違ってるよーって。
これは当然と思わないといけない。
かのヒトラー。。。ナチスドイツも犯した大罪の一つ、優生保護。
これを利用してガス室送りにされた人達も多数いたらしい。。。
人権無視も甚だしい。。。というより、人権がない扱い。
なんでか戦後、日本国憲法では基本的人権の尊重が謳われてる割に、
この法案ができてしまった。。。何故か人権無視にはならなかった。。。
確かに戦災孤児や帰還兵等多かったし、障害を持った人たちが急激に増えたのもある。
それにしてもこれは具合が悪い法律なはずで、よく通せたな。。。とも。。。
スケキヨじゃないけど。。。押し込め部屋とか戦前にあったような悪習、
そんな悪癖のような法律をねー。
歪みの一つがやっと、国家賠償って形で出来た。
この話は、報われる話じゃない。。。取り返せない話。
憲法違反って言う法案を長期に渡り放置して、しかも被害が拡大したんだから、
きっちり賠償すべきだと思うよ。