あの揺れと破壊から、28年。
新聞に、中小企業貸し付けの未返済がまだ数十億残ってるとか。
でもこれ、借り換えして残ってる分入ってないよね?
真面目に払い続けてる分は。
借り換えをすれば、隠れてしまうし、更に延びてしまう。
ってか、そんだけ未だに支払い続けていたり、払えなかったりする。
これは中小企業だけど、一般の住宅ローンも同じ。
金利に合わせて借り換えしてる家だと、まだまだ支払い途中。
このお金ネタは何度も書いてるけど、四半世紀じゃ終わらない。
多分、30年越えても続いて行く。
どうも社会が忘れがちなことがあるんだよね。
「阪神淡路が”きっかけ”になってこの制度が出来ました」
。。。きっかけであって実施されてないし恩恵受けてないんだよね。。。
ある意味で、結構自力を迫られてやってきた。
自己責任を、突きつけられた災害でもあるんだよね。
東日本って言う大災害を、国が公私ともに全力で支えた。
それで良いと思う。
阪神淡路のその後のひどさを分かっていれば。
倒産に破産、孤独死に自死。。。そんなニュースが流れ続けるよりもね。。。
28年が長いのか、短いのか分からないけど、
あの瞬間を経験すると忘れることはないよね。
それにそろそろ、記憶から明確な記録にしないと、
体験談や書類や映像に残ってない出来事が消えてしまう。
辛いことかもしれないけど、語る時期がそろそろ来てると思う。
歴史として、残していく為に。
。。。戦争体験者が何も語らず、分からないことが多いようなことはしちゃいけない。。。
個々の体験や記憶が、未来の人達へつながるもんだからね。
私らが戦国や江戸時代を知るように、阪神淡路を知ってほしいからね。
生活や日常から、分かることが多いんだから。