アトリエ・オイコノミア -3ページ目

アトリエ・オイコノミア

オープンコンタクトに備えた統合された世界の建設に向けて

引き寄せの法則とは、「波動が共鳴し似たものを引き寄せる」という宇宙の原則のことですが、そこで重要になるのが「思考」です。

「思考は現実化する」という引き寄せの法則に対する理解を、問題があると指摘する人もいます。
思考よりも波動が重要であり、何を考えるかよりもどういう波動の状態であるのかが重要だ、という理由からです。

確かに波動が引き寄せの核であり、思考だけ変えても望む現実が引き寄せられず、思い悩むことになってしまう人がいるのも事実です。

だからといって、思考が蔑ろにされていいわけではありません。
引き寄せにおいて思考は、現実化の方向を定め、経験の内容を決める重要な役割を果たします。
何を思考するかによって、ハイヤーセルフとのシンクロの度合いも変わりますし、波動を上げる上でのバロメーターの役割も担います。

思考とは何か。
思考とは概念による把握であり、一つの概念にフォーカスし対象に意識を集中させるか、複数の概念の組み合わせにより結論を導きます。

神的意識が宇宙を創る上でイデア(理念的実在、普遍的本質)を雛形としてデザインし、マクロコスモスを具現化していく一方、上の如く下も然り、個人的意識も個別的現実を創る上でイデアを分有した概念による思考を雛形としてデザインし、ミクロコスモスである感覚的現実を具現化していきます。

概念はミニチュアのイデアであり、思考はミニチュアの天地創造の基礎となります。
以前、コバシャールこと小林聖知さんが講演の中でご自身の家族内ルールについて語っていました。

小林さんによると、会話の中で「み」を付けないようにするということがルールの1つだとのこと。

「明日やってみる」
「テニスをしてみる」
「海外に行ってみる」
「英語を勉強してみる」
「薦められた本を読んでみる」

どれもお試しの波動を出していますし、その背景には不安や恐れがあります。
不安や恐れがあるから、保険として「やってみる」と言って逃げる余地を残しておくわけです。

これでは、望む現実を引き寄せる妨げになりますし、引き寄せても微妙な現実を引き寄せてしまいがちになります。

効果的な引き寄せのためには、断言するか過去形・完了形のアファメーションが理想的です。

「明日やる」
「テニスをする(すでにやっている)」
「海外に行く(行った)」
「英語を勉強する(勉強を始めた)」
「薦められ本を読む(読んだ)」

こんな風に変化させれば、望む現実を引き寄せる第一歩になるはずです。
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上) (新潮文庫)/新潮社
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「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」の著者増田俊也氏は、自身の作品群を愛と赦しの物語と位置づけている。

史上最強とも言われ、今なお伝説の柔道家として語り継がれる木村政彦。
しかし、その名声と権威は力道山の突然のブック破りからの敗北によって地に堕ちた。

柔道に命を賭け、生死を越えた領域に足を踏み入れ、極限の強さを手に入れた木村政彦。
しかし、勝利を追求し敗北をなにより嫌うその誇りは力道山戦の敗北によって汚された。

日本中どこへ行ってもまとわりつく「力道山に負けた男」というレッテル、人々の無遠慮な視線。
木村の後半生は地獄の業火に焼かれていた。

増田氏はエッセイ「死者たちとの夜」の最後に夢の中で様々な人々たちが、酒を楽しそうに酌み交わす情景について書いている。
その酒宴には木村政彦と力道山の姿もあった。
生前は、お互いに憎しみと怨みを抱いた二人も既に赦し合い、愛に結ばれている。

いつか、全人類にもそんな日が来るはず、そう願いたい。

「死者たちとの夜」は以下の著書に収録されている。
こちらも是非読んで頂きたい。
VTJ前夜の中井祐樹/イースト・プレス
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