今の世の中、ネット検索すれば、どんな情報も手に入りますが、量ではなく質。そんな観点に立てば、生身の人間から話を伺うことの貴重さに目が向きます。
なんといっても、それぞれにいろいろな人生を生きているわけで、情報や経験の蓄積は膨大。それを活用しない手はありません。
たとえば新商品の開発や販路開拓など、いいアイデアが浮かばないとき、一人で考えるのるではなく、周りのひとを巻き込んで、5分でもいいからアイデア出しに参加してもらう(私はこれを「お願い5分間ブレスト」と呼んでいますが)。その効果は絶大です。
これはなにも同僚ばかりではなく、異業種の友人たち、家族、近所の人たちなど、課題に応じて人の応用がききます。
私もコピーライターとして新製品の広告を作るときも、広告の担当者ばかりでなく、新製品の設計者、製造担当者、製品の取引先など、いろいろな部署の人たちの話を聞くようにしています。その方がいいアイデアが出やすく、コピーを書くのがラクになるからです。
「そうだ!人に聞いてみよう」
ぜひ、みなさんも、試してみてください。
先日、立ち寄ってきたGINZA SIX。本文とは関係ありません。
