ネット社会に一歩足を踏み入れると全てが珍事になる。 | 産廃診断書専門の中小企業診断士

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ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。

iPhon6のガラスが割れて修理してもらおうと近くのSoftBankショップに行ったが店頭では修理の受付をしていないことが判明。(購入して時に告げられていたらしいのだが・・・)。Appleサポートかカメラのキタムラ・アピタ静岡店のどちらかを選ぶこととなった。

Appleサポートに問い合わせてみると、ガラスの補修は12,500円、最高にかかって34,800円だといわれた。(どちらも税抜)。片やカメラのキタムラは34,800円だと言われた。ガラスの交換なのになぜ、Appleサポートの上限までかかるのかと問うたら、全部交換するからだという。この店はほとんどの場合、新品と交換するようでそれを修理と称しているらしい。(結局は新品機種の販売なのだ)。ただ混雑時を除き3040分で交換できるため、SoftBankで代替機を借りる手間が省ける。

一方Appleサポートの場合、修理に45日かかるが宅配便のセールスドライバーが自宅まで集荷に来てくれるため、梱包せずに剥き出しのまま破損機種を渡せばいいとのこと。

試案のあげく、Appleサポートに修理に出すことを決め、SoftBankショップに貸出機の問合せをしたが、どの店も出払っていて、やっとネットにはつながらないが電話は使える旧型アイフォンがあるということで、遠路、大井川店まで出かけて借り受けた。(その際、店頭で確認してもらったら、小生は安心パックに入っていて修理代金の87%<なんとも半端な数字だが>が毎月の電話料金から引かれる形で戻ってくるそうな)

やっと自宅に戻り、再度Appleサポートに電話をかけて出荷の手続きする中で、データのバックアップが必要なことを告げられ、これも冷や汗をかきながらなんとかiTunesの中に保存することができた。(こんな一文で終わるほど安易ではなかったが・・・)。さらに“iPhonを探す”という設定をオフにしておいてくれとの指示が・・・。(ここまでくれば殆んど脅しだ!)。でも、いくらパスワードを打ち込んでも切り替わらず、やっと自宅はWi-Fi環境にないことに気づき、再びSoftBankショップに出向き、店内での切り替えとあいなった。

再び自宅に戻ってきて、今これを書いているが、普通の人なら苦も無くできることでも、ネット社会にかかわることなら小生の場合、すべてが珍事と化してしまう。

10時の開店とともにSoftBankショップに駆け込んで始まったガラス修理の一件は、日が沈む気配さえ覚えるこの時間になってやっと出口が見えてきたのである。ああ、なんて、時間がもったいない!!