3C分析を極める | 産廃診断書専門の中小企業診断士

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ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。

経営戦略の策定ツールとしてSWOT分析は定番ですが、でも、私はそれではなく3C分析を使います。

SWOTはテーマを決めないと抽象的になるし、競合の設定の仕方で強み、弱みが変わるから使いづらいのです。そんな理由で、私なりの3C分析シートを使い慣れていないエクセルで作ってみました。(全部説明し終えたら、希望者には進呈します)

ストーリーは、①Customer→顧客は誰? どんなニーズをもっているの? ②Competitor→競合は誰? 何を売りにしているの? ③Company→以上の2つに対して、自社の売りは?強みは? を考えるというもの。

そして、①のCustome(顧客)の中に、市場の規模や成長性、収益性、時代のトレンドなどを盛り込めば、SWOT分析でいうところの「強みを活かして機会をとらえる」・・・つまり戦略の本題をつかむことができます。

ちなみに3C分析の3Cとは①~③の頭文字をとったものであり、SWOT分析のSWOTとは強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats)の頭文字です。

次回からは、まず、①のCustomer(顧客と市場)について少し掘り下げてみていきたいと思います。(続く)





写真は、先日の出雲市での講演会の折に、後泊した竹野屋旅館、

なんと二度も泊まれようとは、出雲市また呼んでくれないかな!