長く個別の経営相談に応じていて、やっと、気づいたことがあります。
アドバスには2タイプあるということ。一つはオーソドックスな対処法。平たく言えば「ここが悪いからこう直した方がいい」という、真っ当な(?)なアドバイス。つまり本などに書かかれてあって、誰もが納得するセオリーです。
もう一つは誰もがアドバイスしないようなことをアドバイスする。これにはひらめきやアイデアが必要で、他業種の事例を応用することがベースになるような気がします。つまりSomething Newの有無。
中小企業診断士や税理士などの士業の方は国の試験に則って勉強の仕方をしており、100%に限りなく近く前者のアドバイスをします。(少なくても私は同業者で後者のアドバイスをする人に会ったことはありません)
富士市産業支援センターf-Bizが目指しているのは後者であるようには思います。そのためにいろんな情報を仕入れなくてはなりません。テキストだけでなく、街の生きた情報や、生活実感、時代の空気などにふれることも必要です。
そして、もちろん言葉の力やデザインの力も信じます。
