ビジネスに役立つ
マーケティングコンセプト その4
差別化
商品のコモディティ化(同質化)が叫ばれている現在、差別化はマーケティングには不可欠な要素となりました。書店に並ぶマーケティング読本にはいろいろな差別化の手法が書かれていますが、突き詰めれば差別化には、製品と情報の差別化の二つしかないと思います。
製品の差別化には技術(コスト)が不可欠ですが、情報の差別化には使うのは頭だけ、物質的な制約がありません。
たとえばここに一本のゴムチューブがあります。おそらく製造コストは百円もしないでしょう。でも、そこにトレーニング道具としの使い方(情報)を付加して売れば千円でも売れるかもしれません。
頭の中の付加価値は無尽蔵です。あなたは自社の商品のどんな使い方を提案できますか?そして、それは生活者にとって本当に有益なのでしょうか?