寝具店にこんなアドバイスをしました。 | 産廃診断書専門の中小企業診断士

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ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。


 

寝具店に行ったアドバイスです。


 

①お店のコンセプト

 

・数あるふとん店(GMSも含めて)の中で、なぜあなたの店から買うのかその明確な理由が言えないなら、親族でもないかぎり、お客さんがあなたの店から買うことはありません

 

・商品を売るのではなく快適な眠り(安眠)を提案する店

 

→ミュージック、香り(アロマ)、加湿器のコーディネート販売

 

・寝室全体をコーディネートする

 

●事例・健康ノウハウを売るオンライン寝具ショップの視点
●事例:アレルギー患者向けのオリジナルふとん販売
●事例:枕専門のオンライン販売で男性客を獲得するショップ
●事例:都市圏の女性客に人気のふとん販売サイト
●肩こり人口増加が導くマッサージ関連市場の動向と着目点

 

・数ある布団店の中から同社が選ばれる理由とは?

 

②商品開発

 

・オリジナルブランド開発(シルバー向け、働く女性向け、子供向け…)

 

・シルバー層に向けたダウンサイジングのふとん。ワードローブに入れられるサイズのふとん。押入れ一間(90㎝)にそのまま収納できる横幅。バンド付きで立たせかけることのできる式布団→ネーミングは「生活楽ふとん」

 

・他人ゴトではなく、自分ゴトとして実感してもらえるような商品ネーミングとキャッチ

 

・アレルギー患者向けのオリジナルふとん販売
③メーカー機能を持たせる

 

・ショップ→作業所や工場を併設したお店。オーダーメイド布団、ふとんの打ち直し

 

④顧客の固定化

 

・顧客リストの整備→ライスタイムバリューの獲得

 

⑤ホスピタリティ

 

・熟眠コンシェルジェ 快眠コンシェルジュ

 

・通販ではなく店に来てくれる理由。値段で競うのではなく、役に立つ情報の提供

 

・関係性づくり→1,200名のお客と顔が一致する(名前で呼ぶ、趣味の話をする)、顧客リストの整備

 

・手書き風ハガキの発送。その後のメンテナンス→ライフタイムバリューの獲得

 

⑥プロモーション

 

・家具店との提携、眠りコーディネーターとのセミナー。ストレス解消講座(範囲を広げる)

 

・サービスメニューの開発(快適な眠りのコーディネート)

 

・ソーシャルメディアの活用

 

→自社ホームページの制作、ブログ、ファイスブック、ツイッターの連係

 

→ターゲットは明確。シングル、新婚、ファミリー、シルバーにどんな提案をするのか?

 

・歳時記カレンダー→新入学、新社会人、梅雨、初夏、冬期…

 

・枕を導入商品とする→売れる商品→売りたい商品(ふとんセット)

 

・マンション族を狙う