ジャズの名盤を次世代高音質CDで蘇らせた
sonyジャズ名盤100選が発売されています。
その中のビリー・ホリディ、Lady in Satinを
思わず買ってしまいました。
このアルバムは亡くなる約1年半前の
1958年に録音された作品。
この後に、ビリー・ホリディー、ラストレコーディングという
亡くなる前の4ヵ月目に録音されたアルバムがありますが、
それであっても、晩年を代表する名盤に違いありません。
奇妙な果実の頃の豊かな音量を知る人には、
一曲目の「恋は愚かと言うけれど」から打ちのめされますが、
その衰えを感じるからこそ、
まぎれもなく美しいバラード集となっています。
