これって、正しいんでしょうか? その3 | 産廃診断書専門の中小企業診断士

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ふじのくにコンサルティング® 杉本剛敏 中小企業診断士事務所の杉本です。私はコピーライターとしてネーミングやコピーを作る一方で、中小企業診断士として企業のマーケティングを支援。2021年、2016年に静岡新聞広告賞受賞。これまでに提案した企画書は500を超えます。

これって正しいでしょうか?


①いい商品をつくれば売れる?

②消費者のニーズに応えれば売れる?

③幅広い人に好かれるような商品をつくれば売れる?


前回、①についてお答えしました。

今回は②の「消費者のニーズに応えれば売れる?」についてお答えします。

実はこれも誤りです。

なぜかというと、消費者のニーズに応える商品というのは、
すでに他社でも作っていることが多いからです。

そんな後追いしていても、オリジナリティは出せない。
そうではなくて、消費者自身が意識していないニーズがある。
そのニーズを見つけだして商品化することを考えてはどうでしょう。

たとえばかってのウォークマンやWillフィットなどは
消費者がその商品を作ってくれと言ったわけではないですよね。

商品を見て初めてこんな商品が欲しかった、と消費者がじぶんのニーズ気づく。
つまり、潜在需要を掘り起こす、ということなのですね。

そんな視点も商品企画に加えていきたいものです。