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元ギャンブル&アルコール依存者
ガネーシャです
依存症時代
借金で首が回らなくなり
死んだほうがましだと思った。
だけど自分は死ぬのが怖かった
人はどこから来て
どこへ行くのか。
死んだら消えて無になるのか
海から蒸発した水が雲になる。
雲から雨粒は落ち
大地にしみ込む。
大地にしみ込んだ雨粒は
地下を通り抜け
小さな流れとなり自分の道を探し
徐々に進むべき方向を見つけていく。
小さな流れは一つの川にまとまる。
さらに別の川と合流して大きな流れになる。
海に近づくにつれ
流れはより広く、より強くなる。
最後に、川の水が大海に流れ込む。
川の水は海の水と一つに混ざり合う。
川は広大な大海そのものの一部として
完全に溶け込んでいく。
私たちの人生も
一粒の雨粒のようなもの
かもしれない。
いろいろな国で生まれた
たくさんの人がいるけれど
本質は同じであり
姿形を変えながら
人生という旅をして
同じ故郷へ戻っていく。
死が終わりではないと分かれば
死の恐怖に打ち勝ち
依存症から回復できるのかもしれない。