こんにちは、元ギャンブル&アルコール依存症者のガネーシャです。
前回より続きます。
インド哲学では、肉食を避けるように教え、飲酒を禁じています。
「はじめは人が酒を飲む、次には酒が酒を飲む、最後に酒が人を飲む」ということばもあります。インド旅行を経て、私はインド哲学に再び触れ、完全ではないものの、少しずつ酒から離れることができるようになりました。
それから2年後、私は再びインドの地を訪れました。三泊五日の旅の間、行きのフライトでも、インドの空港でも、帰りのフライトでも、そして帰国後も、一切酒を飲まずに過ごすことができたのです。この経験は私に大きな自信を与えました。
帰国後、先輩と一度だけスナックに行ったのを最後に、私は断酒を続けることにしました。酒をやめようとはじめに決意してから、気づけば4年半が過ぎ、40歳半ばを越えていました。
ずいぶんと長い間人生の迷路をさまよっていたようです。