こんにちは、元ギャンブル&アルコール依存症者のガネーシャです。
ある日のこと。仕事が終わった後、取引先との飲み会が続き、気づけば4次会、5次会、そして6次会まで。最後の頼みの綱だったクレジットカードを使って、支払いは8万円超え。その夜(ほぼ朝)は、深夜営業のマッサージ屋さんでシャワーを浴び仮眠をとり、空っぽの財布で二日酔いのまま早朝に出勤しました。
その日は出張があり、商談をこなさなければならなかったのですが、電車賃と食事代は同行していた先輩に借りることに。頭がぐわんぐわんと痛む二日酔いの中、何とか商談を終えて、ボロボロの状態で会社に戻りました。情けない話ですが、取引先から昨晩の費用を回収してもらうために、別の先輩に頼みました。後日、2万円ほどが戻ってきましたが、それでもダメージは大きかったです。
「もう酒をやめたい」。そう思い立ち、会社で「これからは酒を飲むのは月1回、部署の飲み会だけにする」と宣言しました。でも、現実はそう簡単ではなく、こっそりと飲み続けていました。
ある日、飲み会の後、朝気がついたら会社の近くのカプセルホテルのベッドで目を覚ましました。記憶はまったくなく、ただ途方に暮れるばかり。このままでは、いずれ事故に巻き込まれるか、何か事件を起こしてしまうかもしれない。そうなれば、当然仕事を続けることも難しくなると感じました。
本気で酒をやめなければいけないと、心から痛感した瞬間でした。