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アラフィフ
元ギャンブル&アルコール依存症者
ガネーシャですゾウ


名前は聞いていたけれど
読んだことがなかった
森田療法の解説本を読んだ。
著書で医学博士である
岩井寛先生は
この原稿を作成当時
全身ガンにおかされ
目は失明し
口述により作成されたが
出版より早く
ご逝去された。

この世に生活する限り
不安のない人間はいないし
人と人の出会いの中で
あつれきのない人間関係は
存在しない。

人間は
条理の世界ではない
不条理の世界に
生きているのだから
いくら
こうあってほしいと願っても
そうはいかない。

神経質症者は
理想が高く
完全欲へのとらわれ
が強いために
常に
かくあるべし
という理想と
かくある
という現実が
もろに衝突してしまう。

そこで森田療法は
あるがままに
という姿勢で
不安や葛藤は
だれにでもある自然なものだから
無理になくそうとうと
努力するのではなく
自然に触らずに
そっとしておくことを
すすめている。

依存症の専門の本ではないけど
理想と現実のギャップが埋められず
理想を追って
現実を直視できずに苦しんでいる
依存症者と神経質症者の共通点に
依存症からの回復のヒント
があると感じた。

この現実の世界は
変化してやまない性質の世界である。
私たちは永遠の生を望むけど
死はいつか必ず訪れる。
私たちが求めている
永遠の物質や肉体の不死は
あり得ないのだ。

だから人は
現実の現象の世界を超えた世界
五感や通常の意識では
知ることができない
永遠の平安の世界を探求していくのだ。

自分は
この現実世界と折り合いながら
永遠の平安を探求していこう炎

この探求は
人間にだけしか与えられていない
特権なのだから。

自分の中の
最高最善を導き出そう。
そして最高傑作の自分になろうグラサン