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49歳から最高傑作の人生をつくる

元ギャンブル&アルコール依存症者

ガネーシャですゾウ

 

私たちはいつも

外の世界に幸せを探している。

 

依存症者の多くは

ギャンブルや酒に幸せを探すけれど

幸せになる人はいない。

 

多くの古い物語が

幸せとは

自分の心の中にすでにあるものなのだ

ということを教えている。

 

 

53歳で急逝した

ハインリッヒ・ツィンマー氏の遺稿を

ジョーゼフ・キャンベル氏が編集した

インド・アートより

 

クラコーという都市の街ゲットーに

信心深い祭司ジェケルの息子で

祭司のエイシクという男が暮らしていた。

 

ある夜、エイシクは夢を見た。

 

遠くプラハの城の橋の下に

宝が埋められている

という夢だった。

 

同じ夢が3回続き

エイシクは宝を求めプラハへ旅立った。

 

エイシクは

夢に出てきた城の橋にたどり着いた。

 

警備の役人が橋の見張りをしていた。

 

エイシクが橋を調べているのに気づき

役人がたずねた。

「何か無くしたのか、何か探しているのか」

 

エイシクは

「この橋の下に宝が埋められている」

と夢でみた話を説明した。

 

役人は笑って言った。

「おまえは夢を信じているのか。

自分はこんな夢を見た。

遠くゲットーの街に住む

ジェケルの息子エイシクが住む家の

暖炉の壁の後ろに宝が隠されているそうだ」

 

「しかしゲットーに住む人間の半分は

ジェケルと呼ばれ

半分はエイシクと呼ばれている。

街の全部の家の壁を壊して

探すことなんてできやしないさ」

 

エイシクは役人にお礼を言い

急いで遠くゲットーの自分の家に戻った。

暖炉の後ろの壁を壊すと

宝物が出てきた。

エイシクはその宝物で寺院を建立した。

 

 

パチンコ店や飲み屋を出て

家に帰ろう。

そして心の中に幸せを探そう。

 

毎日を最高傑作にしようグラサン

 

 

下矢印心の深層に響く素晴らしい物語が紹介されています