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アラフィフ元ギャン中&アル中おっさん
ガネーシャです![]()
現在アルコール依存症からの回復を目指し
断酒継続中 468日目![]()
ナチス強制収容所から生還した精神科医
ヴィクトール・E・フランクル氏によると
人は強制収容所に入れられると
心が「典型的な強制収容所囚人」
の状態になるという。
一段階目は
「入所ショック」
自殺を考える。
しかし、遅かれ早かれガス室に入れられるので
わざわざ自殺を決意する必要がないことがわかり
この決意はすぐに消え去る。
二段階目には
「無関心・無感動」
自分の運命に対して無関心になっていき
自分の身に起こる事柄に無感動になる。
情緒が最小限に減ってしまう。
一日を何とか生き延びることだけに全力が注がれ
その他すべての事柄に心は殻をかぶってしまう。
そうやって心は自分を守るのだ。
このように典型的な囚人の心になってしまうのは
心の支えをなくしたときだそうだ。
自分もギャンブルの借金がマックスで
カードの上限いっぱいのときは
心が仮面をかぶっていた![]()
自分の運命に無関心になっていた![]()
強制収容所において
心の支えを無くさなかった人もいる。
そして心の支えには2種類あることがわかった。
将来の現実を心の支えにした人
永遠の未来を心の支えにした人
将来の現実を心の支えにした人は
将来解放されて自由になることを支えとしていたが
終りが予測できずに死んでいった。
永遠の未来を心の支えにした
多くは宗教的な人は
気持ちをしっかりともつことができ
生き延びた。
人生という名の強制収容所
で
心を元気に生きていくためには
将来への希望が大切
永遠への希望も大切
ということだろう。
賭けず飲まずに希望を持とう![]()
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