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アルコール依存症から回復中。

ノーギャンブル強化月間6日目キラキラ

アラフィフ元ギャンブル依存症者ガネーシャですゾウ

 

心に元気がないとき繰り返し読む詩がある。

「ごめんなさいね おかあさん」

 

この詩は、脳性マヒの山田康文さんが15歳で亡くなる2か月前、コンサートのためはじめの部分をつくり、それを読んだお母さんが詩を返し、そして康文さんが後半部分をつくられた。話すことのできない康文さんのことばを、養護学校の向野幾世先生が、康文さんのゼスチャーから時間をかけて選び、つくられたそうだ。

 

 

ごめんなさいね おかあさん

ごめんなさいね おかあさん

ぼくが生まれて ごめんなさい

ぼくを背負う かあさんの

細いうなじに ぼくはいう

ぼくさえ 生まれなかったら

かあさんの しらがもなかったろうね

大きくなった このぼくを

背負って歩く 悲しさも

「かたわな子だね」とふりかえる

つめたい視線に 泣くことも

ぼくさえ 生まれなかったら

 

私の息子よ ゆるしてね

わたしのむすこよ ゆるしてね

このかあさんを ゆるしておくれ

お前が 脳性マヒと知ったとき

ああごめんなさいと 泣きました

いっぱいいっぱい 泣きました

いつまでたっても 歩けない

お前を背負って歩くとき

肩にくいこむ重さより

「歩きたかろうね」と 母心

”重くはない”と聞いている

あなたの心が せつなくて

 

わたしの息子よ ありがとう

ありがとう 息子よ

あなたのすがたを見守って

お母さんは 生きていく

悲しいまでの がんばりと

人をいたわるほほえみの

その笑顔で 生きている

脳性マヒの わが息子

そこに あなたがいるかぎり

 

ありがとう おかあさん

ありがとう おかあさん

おかあさんが いるかぎり

ぼくは生きていくのです

脳性マヒを 生きていく

やさしさこそが 大切で

悲しさこそが 美しい

そんな 人の生き方を

教えてくれた おかあさん

おかあさん

あなたがそこに いるかぎり

 

 

 

 

インド哲学はいう。

 

人間としての誕生は、数々の生まれかわりの中で最高のものとして生きものに授けられるものである。

人生には常に死がつきまとい、いつ死に奪い去られるか、誰も知ることはできない。

人生の正しい目標を選び、それを達成することを遅らせてはいけない。

 

 

飲まない賭けない今日一日を大切に過ごしましょうゾウ