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アルコール依存症からの回復を目指す

 

元ギャンブル依存症者のガネーシャですゾウ

 

 

 

インド哲学は

 

豊かであるか否か

 

それは持っているお金や財産の多さや

 

地位の高さなどとは関係ないという。

 

ひとつの考え方として

 

豊かになる秘訣を教えてくれる。

 

 

 

ある物乞いとお金持ちのはなし。

 

物乞いをして暮らしている男がいた。

 

男はその日のご飯を分けてもらうために

 

町から町を渡り歩いていた。

 

男は賢く、自分よりも貧しい人から

 

施しを受けることはしなかった。

 

その日は誰からもご飯を分けてもらうことができなかった。

 

近くにお金持ちが住んでいる家があると聞き

 

お金持ちの家へと行った。

 

使用人が出てきて

 

主人は今、部屋の中でお祈りの最中だから

 

家の中に入り部屋の外で待っているようにと通してくれた。

 

扉の向こうからお金持ちの祈りの声が聞こえてきた。

 

「神さま、もっともっと、私にお金をください。

 

もっともっと、私に財産をください。

 

もっともっと、私に高い地位をください」

 

 

お金持ちが部屋から出てきて

 

物乞いに食事はいかがかと尋ねた。

 

物乞いはいった。

 

「私は自分より貧しい人から

 

食事を分けてもらうことはありません。

 

あなたは豊かな人だと思って

 

ここへ来ましたが

 

違いました。

 

あなたは今よりもっとたくさんの

 

お金や財産や地位を欲しがっていました。

 

あなたはとても貧しい人です」

 

そういうと物乞いは家から立ち去っていった。

 

 

 

たくさんのお金や財産や

 

高い地位をもっていたとしても

 

自分がもっている以上に望めば

 

貧しい状態が続く。

 

自分がもっているものに満足していれば

 

豊かである。

 

豊かである秘訣は

 

欲望に制限を設けることである

 

とインド哲学は教えてくれる。

 

 

 

依存症者は

 

欲望を満たせば幸せになれると考えて

 

もっともっとと

 

欲望を満たそうとするけれど

 

欲望には限りが無い。

 

実は

 

欲望を取り除くことこそが幸せに通じている

 

などと考えると

 

なんだか幸せになれる気がする

 

おっさんであったグラサン

 

 

 

 

皆様がますます幸せでありますようにおねがい