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元ギャンブル依存症者、現アルコール依存症者のガネーシャです![]()
自分はパチスロ依存症だった頃
奥さんに内緒でつくった借金を
パチスロで返そうとしていた。
しかし
借金は減るばかりか増える一方で
最期は550万円まで膨れ上がった![]()
結局、任意整理で返済することになった。
それまでの20年間で
僕は1千万円以上をギャンブルに溶かしている![]()
ギャンブル依存症者は
パチンコ・パチスロで負けを取り戻せるのか。
あるギャンブル依存症の調査によると
・日本のギャンブル依存症患者は540万人
(18歳以上人口が約1億人だから、20人に1人の割合)
・その内の80%以上がパチンコ・パチスロ依存症患者である
・借金の開始年齢は27歳
・精神科に相談に来る年齢は39歳
・ギャンブルにつぎ込んだ金額の平均は1千3百万円
・借金の平均は6百万円
といわれている。
20人に1人が
借金6百万円をもつ
ギャンブル依存症だという実態![]()
パチンコ・パチスロで負けを取り戻すのは
可能なのだろうか![]()
自分は過去に溶かした1千万円を
パチスロで取り戻せる気はしない![]()
ギャンブルで
感覚の喜びを追い求めた結果
たくさんのお金と貴重な時間を失った。
失ったお金と時間を
いまだに「わたしのもの」と考えると
悩み
不安
苦しみ
嘆き
にさいなまれる。
そこで役に立ちそうなのが
「わたしのもの」に関する
インド哲学のお話。
学校の校長先生
校長室には高価な時計や机や椅子などの備品がある。
ところが校長先生が退職や転任する場合
学校の備品に執着を感じることはない。
来た時と同じ、こだわりのない気持ちで去っていく。
なぜならば
最初から「わたしのもの」ではないとわかっているからである。
だから、備品に執着なく、学校を出ていくのである。
ギャンブルに溶かした1千万円と時間について
校長先生の接し方ができれば
過ぎたことは過ぎたこととして
前向きに生きられるのではないだろうか![]()
そんなことは
恐ろしくて
奥さんにはとても言えないけれど![]()
みなさまがますます幸せでありますように![]()