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元ギャンブル依存者ガネーシャです![]()
大学時代にはまったパチンコ![]()
就職してからはスロット一筋![]()
消費者金融3社の自転車操業していたのですが
10数年で借金は550万円に膨れ上がり
首が回らなくなり
奥さんに告白することになりました![]()
9年ほど前のことです。
離婚しない条件として
奥さんから2つの条件が出されました。
ひとつめは借金の返済。
奥さんと二人で多重債務の専門家へ相談に行くこと。
もうひとつは病院へ通うこと。
「あなたは病気だから」という理由でした。
借金は市役所の無料相談から弁護士の先生につながり
任意整理で毎月10万円ずつ4年半かけて返済することになりました。
病院の方は自分が病気だと思っていないから
全く乗り気ではありませんでした。
とりあえず探してみたのですが
どこも満員でつながることはありませんでした。
借金を返済している間も
返済し終わってからも
依存症という病気は自分とは違う遠い存在に思っていました。
GAなどの自助グループがあることを知りながらも
自分とは違うと思い
つながることをしませんでした。
自分を依存症だと認めることができたきっかけは
偶然手にした茨城ダルク代表の著書でした。
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茨城ダルク代表の岩井氏は自身の覚醒剤依存から
回復を続けながら
自助グループの代表として薬物依存症の仲間の回復を助けています。
岩井氏の壮絶な人生に比べたら
自分の失敗も大したことないと思った時
「実は俺も同じ依存症者だったんじゃないか
」
ようやく気づくことができました。
依存症は否認の病といわれますが
私の場合も長い間
自分を依存症だと認めることができませんでした。
奥さんに病気だといわれて
自分自身が気づくまでに7年かかりました。
機能不全家族をつくり苦労をかけて
奥さんには本当に申し訳ないと思います。
依存症は人から言われても認めることができない病気です。
本人が気づくことができるかどうか
私の経験から依存症者の心理は
自分の失敗を認めたくないから現実に目を向けない
だけど
自分より大きな失敗をしている人がいることを知ると
自分の失敗にも目を向けることができるようになる。
私の失敗の体験も
いつか役に立つ時がくるのでしょうか。
みなさまがますます幸せでありますように![]()
ガネーシャでした![]()
