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ガネーシャですゾウ

 

 

 

「インドへ行くと人生が変わる」と聞いたことがありました。

 

私の場合はインドから帰ってきてベジタリアンになりました。

 

ベジタリアン歴1年2か月ほどになります。

 

 

 

大好きだった寿司や刺身を止め、

 

子供と焼肉屋に行ってもご飯とキムチと野菜焼きしか食べないゲッソリ

 

会社の飲み会でも一人、菜食メニューをつまむ。

 

卵も食べない。

 

とはいえ、私の場合はなんちゃってベジタリアンなので、

 

そばのカツオだしはOKだし、ラーメンもチャーシュー抜きを頼んで食べていますグラサン

 

 

ベジタリアン文化が浸透していない日本では、

 

急にそんなことを始めると、

 

周囲から奇異に思われることが多いのですが、

 

海外の方は理解がありそうです。

 

仕事で中国へ行った時には、私がベジタリアンだというと、

 

接待で超高級ベジタリアンレストランへ連れて行ってもらい恐縮したことがあります。

(そのお店はもちろんノンアルコール)

 

 

元ギャンブル依存症の私がなぜベジタリアン依存症!?になったのか。

 

インド哲学には「食べたものが心をつくる」という考えがあります。

 

肉や魚や卵を止めることや酒を止めることは、

 

平和な思考につながるといいます。

 

 

約5000年前のインド神話には、

 

神聖で善良で仲良く暮らしていた村の人たちが、

 

ある日突然、全員死んでしまうという話があります。

 

なぜ、そんなことが起きたのか。

 

祭りの日、禁じられていた肉と酒を摂った村人が、

 

酔って喧嘩をはじめて殺し合いとなり、

 

全員が死んでしまったのです。

 

インドでは多くの人が肉食と飲酒を禁じています。

 

 

とはいえ、自分の場合、酒は止められそうにないよな。

 

とりあえず、肉を止めてみるか。

 

と、適当な感じで始めたベジタリアン生活ですゾウ

 

 

平和な思考にはまだまだ遠い気がしますが、

 

ぼちぼち続けてみたいと思います。

 

 

 

 

インドにはこんな物語もあります。

 

 

ある村にどろぼうをして暮らす男が住んでいました。

 

その村に偉い先生がやって来て、どろぼうに聞きました。

 

「おまえの悪いところはどんなところだ」

 

どろぼうは答えます。

 

「盗みをすること、うそをつくこと、酒を飲むことです」

 

先生は言います。

 

「その中のどれか一つだけやめてごらん。そうしたら、あなたは良い人間になれるよ」

 

どろぼうは考えます。

 

家族を養うために盗みは止められないし、

 

昼間寝るために酒は止められない。

 

うそをつくのを止めよう。

 

 

 

ある晩、どろぼうは大きな屋敷に盗みに入ります。

 

屋敷の屋根に登ると、そこに一人の男がいて、声をかけられます。

 

「あんた、こんなところで何をしているんだ」

 

どろぼうは、うそをつけないので正直に答えます。

 

「どろぼうだよ。この屋敷に忍び込むのさ」

 

男はいいます。

 

「それはおもしろい。俺も前からこの屋敷を狙っていたんだ。山分けしよう」

 

男はどろぼうに屋敷の金庫の場所と開け方を教え、

 

中にある宝石を盗んで持ってくるように言います。

 

どろぼうが屋敷に入ると、男のいうとおりの場所に金庫があります。

 

金庫を開けると、大きな宝石が3つありました。

 

どろぼうは考えました。

 

「山分けするにはどうしたらいいんだろう」

 

どろぼうは、3つの宝石のうちの1つを金庫に戻して、

 

2つの宝石を盗み、屋根の上で待っていた男とひとつずつ分けて言いました。

 

「金庫には宝石が3つあった。2人で山分けできないので、1つは金庫に戻してきた」

 

男はいいました。

 

「今日は楽しかった。また一緒に盗みをしよう。あんた、どこの村に住んでいるんだい。」

 

どろぼうはうそをつけないので、住んでいる村を正直に教えました。

 

 

翌朝になり、警察がその村に行き、どろぼうを探しました。

 

村では有名だったどろぼうは、すぐに見つかりました。

 

 

どろぼうは取り調べ室に連れていかれ、

 

宝石の持ち主である役所の偉い人に聞かれました。

 

「私の宝石をどうやって盗んだんだ」

 

どろぼうは正直に昨晩のことを話しました。

 

屋根の上で男に会い、金庫の場所と開け方を聞いたこと。

 

宝石を2個盗んで男と山分けしたこと。

 

2人で分けられないので金庫に宝石を1つ残してきたこと。

 

 

役所の偉い人は、部下に言いました。

 

「私の屋敷に行って金庫の中を見てきてくれ」

 

 

部下が金庫の中を見に行くと、どろぼうがいうように宝石が1つありました。

 

部下は宝石を自分のポケットにしまい、偉い人に報告しました。

 

「金庫には宝石はありませんでした」

 

 

それを聞いた役所の偉い人はどろぼうにいいました。

 

「あなたはうそをつかない正直な人だ。私の部下にはそのような人がふさわしい」

 

役所の偉い人は、宝石を盗んだ部下をくびにして、どろぼうを新しい部下にしました。

 

あの晩、屋敷の屋根にいた男は、この役所の偉い人だったのです。

 

正直などろぼうは、役所で仕事をはじめたので、

 

どろぼうを止めて、

 

どろぼうを止めたので、そのうち酒も止め、

 

幸せに暮らすようになりました。

 

 

 

私の場合は、はじめにタバコを止め、次にギャンブルを止め、今はベジタリアン。

 

アルコールを止められる日は来るのでしょうかアセアセ

 

 

 

みなさまが幸せになりますように。

 

ガネーシャでしたゾウ