マザー・テレサ語る より
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マザー・テレサ語る
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神はあらゆるところに、あらゆるもののなかに存在します。
もし、神がいなければ、私たちも存在しないのです。
私は一瞬たりとも、神の存在を疑ったことはありません。
しかし、疑う人がいることも私は知っています。
だれにでも、沈黙し、黙想する時間が必要です。
私はいつも沈黙のなかで祈りをはじめます。
心が静かになると、神が話し出すのです。
神は静寂の友です。
私たちは神の声に耳をかたむける必要があります。
なぜなら、ほんとうに大切なのは、私たちが神に訴えることではなく、
神が私たちにおっしゃること、
私たちを通して伝えることだからです。
祈りは魂を満たしてくれます。
あなたは、ただ話しかければいいのです。
神にすべてを打ち明け、話しかけてみるのです。
毎晩眠る前に、自分の良心を試してみるべきです。
(果たして翌朝を迎えられるかどうか、わからないのですから!)
何か困ったことが起きたり、何か過ちを犯してしまったなら、
それを直さなければなりません。
たとえば、もし何かを盗んだのなら、それを返すようにしなさい。
もしだれかを傷つけてしまったのなら、
その人に直接つぐなうようにしてみなさい。
もし、そうできなかったら、少なくとも「ほんとうにすみませんでした」
と神に心から謝罪し、神と和解しなさい。
これは大切なことです。
私たちは神の子であり、私たちが罪を犯したことを自分の心に刻み込んでおきさえすれば、
神は私たちを許し、その罪を忘れてくれることでしょう。
心から告解すれば、神は許してくださいます。
だから、許されるまで祈るのです。
そして同時に、あなたを傷つけたり、嫌っている人を、あなたが許されているように、許すのです。
若い頃、死んだら、意識も存在も消えて「無」になると思っていた。
ネバー・エンディングストーリーの映画の「虚無」のように、
自分が「無」になることを想像するのが怖かった。
でも、自分なりにいろいろ調べて、今は、違う考え方で生きている。
マザー・テレサがおっしゃるように、
私たちのなかには「内なる力(神、たましい?)」が存在するし、
「内なる力(神、たましい?)」は死ぬことはない。
そう考えると、生きることが楽になった気がして。
自分はこの考えで生きようと思った。
多重債務で借金がもうこれ以上できなくなったとき、
自分の中の「内なる力(神、たましい?)」に必死で祈った。
パチスロ依存症から回復し、
借金を返済できますように、
助けてください、と。
それからはスリップすることなく、パチスロ依存症から回復できたように思う。
同じ悩みをもつ仲間が、内なる力と共に回復に向かうことを祈ります。
