パチンコ・パチスロ依存症は、脳に異常が起こる病気である。
脳の意志力を司る部分が変化し、意志の力が効かなくなってしまう。
脳の情報処理の仕組みを知ることは、この病気からの回復に大切なことである。
脳科学者の故・松本元氏は、
脳の特性について次のように説明している。
脳は「できる」と確信すると、
その確信の論理的な後ろ盾を与えるべく
認知情報処理系がフル活動する。
そのため「できる」と確信したことは必ずできるようになる。
逆に「できない」と確信してしまうと、
脳はできないことの論理的理由を明らかにするように働き、
できる可能性をどんどん縮小する方向に働く。
依存症の前には、私たちは無力だけれども、
まずは、回復は「できる」と信じること。
借金の返済も「できる」と信じること。
信じることは実現できるはずである。
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