パチスロで借金550万円を抱えていたころ
ギャンブルや借金の「依存症」という病気があるということを知らなかった
パチスロを止めて7年以上が経った今、
当時の自分が病気だったということにようやく気付いた
そのきっかけに、
日本初の薬物依存症の自助グループ「ダルク」の
創設者 近藤恒夫氏は、
「薬物依存症は脳がぶっ壊れる病気だから、意志の力では治らない」
といっている。
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薬物依存を越えて―回復と再生へのプログラム
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当時の自分はまさにそのような状態だった
薬物依存とギャンブル依存、依存するものは異なるけど、
なにかに依存する「病気」であるという点で、
共通することがとても多い。
ギャンブル依存症からの回復を目指している仲間には、
是非この本を読んでみて欲しい。
ダルク編 明石書店
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ダルク 回復する依存者たち――その実践と多様な回復支援
2,160円
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世間的な考えでは、
薬物を使っていないことが成功であり、
スリップ(再使用)したら失敗であると考えるけれど、
ダルクでは、「クスリをやめさせる」ことが目的ではなく、
大切なのは、何より「生きていること」だという考えがある。
クスリをやめた人は偉くて、やめられない人は怠惰だ、という考えではない。
「うまくいかなくても生き延びていこう。失敗しても、また新たな今日一日を積み重ねよう」
という考えである。
パチンコ・パチスロ依存症や、
借金依存症からの回復を目指す人も同じだと思う。
止められるに越したことはないけれど、
まずは自分が今日一日を生きていることが
一番大切なんだから
生きていれば