パチンコ・パチスロ依存症の人は、もはや意志の力では止めれることはできません。

 

依存症の人の行動をみてみましょう。

 

朝、パチンコ店に行くために、勝手に目が覚めてしまうのです。

 

いい台をとるために、何時間でも開店前に店の前に並ぶのです。

 

おなかが減ってもご飯を食べずに打ち続けるのです。

 

あと少しで大当たりすると思って、お金が無くなると一日に何回もキャッシュコーナーで借金するのです。

 

帰ろうと思っても、持ち金が無くなるまで帰れないのです。

 

 

パチンコ・パチスロ依存症でない人には理解できないと思いますが、

 

こんな行動をするのは、脳が壊れて意志の力が低下してしまっているからです。

 

一般に、意志の力は年齢と共に学習を重ねて強くなるといわれていますが、依存症の人の意志力は、がまんが出来ない子供のレベルなのです。

 

ですから、放っておいても回復するものではなく、治療が必要な病気なのです。

 

 

それなのに、本人もご家族も、意志が弱いから止められないんだと考えて、当人を責めることになりがちです。

 

 

たくさんの病気の人が、朝早く、開店前のパチンコ店の前に列をなしています。

 

私もその一人でした。

 

お金も無く、借金をし、身なりも整えずに、病気のせいで店の前に並んでいるのです。

 

並んでいる本人には、自分が病気だとはわかりません。

 

世界一のギャンブル依存症大国の日本。

 

日本の536万人のギャンブル依存症者の8割以上がパチンコ・パチスロが原因です。

 

そして、ギャンブル依存症者は必ず借金の問題を抱えています。

 

 

パチンコ・パチスロ依存症からの回復を支えるためには、

 

「パチンコ・パチスロ依存症」「ギャンブル依存症」は治療が必要な“病気”である

 

パチンコ・パチスロは意志の力では止められない

 

ということを、もっと広めていかなくてはいけないと私は思います。