40歳を過ぎてからの挑戦でも遅くはない。
いくらでも人生は逆転できる、と私は信じています。
私がパチスロ依存症になり、550万円の借金を抱えたのは38歳の時。
消費者金融3社の返済ができなくなり、任意整理をすることになりました。
それまでの数年間は、消費者金融の借金返済のため借金を繰り返し、最終的には月の返済額は10万円を超え、そのほとんどが利息の返済に充てられていたと思います。
任意整理をしたことで、増え続ける利息と借金の膨張は止まりました。
それから、4年かけて月々10万円の借金を返済したときには、40歳を過ぎていました。
借金が増え続けている間は、どうやったら膨れ上がる借金を返せるだろうか、そればかり考えていました。
毎日気持ちが焦っていました。
心から「楽しい」と感じることができなかったように思います。
だからこそ、なおさらパチスロを止めることができなかったのだと今では思います。
でも、任意整理をした後は、ようやく気持ちが落ち着いて、パチスロから距離を置くことができるようになりました。
だからこそ、パチンコ・パチスロ依存症の人には、負の連鎖を止めるために、まずは雪ダルマ式に増える借金を止めるところから考えて欲しいです。
始めるのに遅いということはありません。
借金の問題は解決できるはずです。
専門家に相談してみてほしいと思います。
地方自治体では、多重債務の無料相談窓口があります。
市町村の役所では、消費生活センターで無料相談を受けることができます。
私の場合は、市役所の無料相談を受けて、そこから弁護士を紹介してもらいました。
借金が雪ダルマ式に増え続けている間は、決して気持ちが休まることはありません。
あなたの生活を回復するために。
人生を逆転するためにも、まずは専門家に借金の相談をしてください。
「多重債務相談窓口」で検索してください。
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