パチンコ依存、パチスロ依存の人は、意志の力が壊されてしまい、止めたくても止めれないものです。
自分の心ともっと上手につきあえたら、いいですよね。
外国の昔話にこんなお話があります。
魔法のランプを手にした青年の話です。
ランプの精はいいました。
「ご主人様の願いを何でもかなえて差し上げます。
でも、願い事が無くなって、
する事がなくなったとき、
あなたを食い殺してしまいます」
青年は、豪華な屋敷、美味しい食べ物、綺麗な女性、
あれがほしい、これがほしい、
と次々に願い事をいいました。
ランプの精が指をパチンと鳴らすと
願いはあっという間に実現していきました。
そのうち青年はランプの精にしてもらうことを
考え続けるのに困ってきました。
「このままでは食い殺されてしまう」
そこで偉い先生を訪ね助けを求めます。
先生から次のように願い事をいうように言われます。
「天まで届く棒を立てておくれ。
そして1日中登ったり、降りたりしておくれ。
何か願い事を思いついたら
その時に呼ぶから来ておくれ」
そうして青年は安心して暮らしました。
ランプの精は、私たちの心のようなものです。
私たちの命令を聞いて願い事を叶えてくれます。
だけど、何か忙しくさせておかないと、
主人である私たちを食い殺してしまいます。
だから、私たちは心にいつも良い思いを与え続けて
心を忙しくさせておかないといけないのです。
これが心と上手に付き合うヒントかと思います。