私は、550万円の借金を返しながら、自分がパチスロ依存症になり借金をつくった過程での思考について考えました。

 

あげるときりが無いのですが、パチスロ依存症の私の頭の中は、いつもマイナスの思いがドロドロ渦巻いていました。

 

 毎日の借金とパチスロ通いを隠すために、奥さんには、いつもウソをついていました。

 

 財布のお金は借金ばかりで、自分のお金が無くて、焦りと欠乏感を感じていました。

 

 パチスロになけなしの借金を飲み込まれて、怒りと悲しみでいっぱいでした。

 

 多重債務で借金を返せなくなって、世の中を恨んでいました。

 

 膨れ上がる借金に、心が押しつぶされそうで将来に絶望していました。

 

 

こんな思考をしていたのでは、いつまでたっても依存症から回復なんてできないですよね。

 

そこで、私は心の性質を利用して、思考を入れ替えてみることにしたのです。

 

私たちの心とは「一人がけの椅子」のようなもので、喜びながら同時に悲しむことはできないし、悲しみながら同時に喜ぶことはできないといった性質があると聞いたことがあります。

 

つまり、悪い思考と良い思考は同時に存在できないということです。

 

私は、頭の中にこびりついた

 

 古い思考

 (=パチスロ依存症で借金つくった思考)

 

を取り除き、

 

 新しい思考

 (=経済的に自立できるような思考)

 

に入れ替える作業に取り組み始めました。

 

 

使ったのは、また紙と筆記用具です。

 

経済的自立につながるような、置き換えたいキーワードを紙に書いて、空いた時間に読み返します。

 

ノートや手帳に書いて、毎日読みなおしました。

 

 

「人は生まれ変わることができる」

 

「私は過ぎた過去を後悔しない」

 

「私は自分にかかえきれない重荷を背負わせない」

 

「私は今日一日だけ精一杯生きる。全力で生きる」

 

「今日はきっと素晴らしい一日になる」

 

「私は毎日あらゆる面で良くなっていく」

 

「私はいつも堂々と生き、くよくよしない」

 

「失敗したっていい。道からはずれても、また戻ってくればいい」

 

「ダメだったら、変えればいい」

 

「人間には未来を変える力がある」

 

「人生、ムダになるものはない」

 

「始めるのに遅すぎるってことはない」

 

この方法は無料です。

 

だまされたと思って是非やってみてください。

 

借金を返えし終わった今でも、私はパチスロを止め続けるために、この作業を続けています。