多重債務で550万円の借金が返済できなくなり、市役所にある「消費生活センター」の無料相談を受けました。

そして、今後の対応として、4つの方法があるといわれました。

 「任意整理」「特定調停」「個人再生手順」「自己破産」

 

私の場合は、幸いにも仕事の収入があったことから、自己破産せずに借金を返済する方向性で進めることになり、弁護士を紹介してもらいました。

 

弁護士事務所には、もちろん奥さんも一緒に来ました。私よりも年齢の若い弁護士に借金の相談をするのは、正直情けない気持ちでした。3社の借金の内訳、返済の意思があることを話し、「任意整理」をお願いすることになりました。

 

 

任意整理とは、弁護士から消費者金融3社へ返済の一時ストップを申し入れし、過払いを計算して債務を圧縮したうえで、期限を決めて返済をする方法です。この返済期間には、雪だるま式の利息も発生しません。返済期間、金額の決定には、弁護士と消費者金融業者が合意する必要がありますので、私の場合もそうでしたが通常2か月くらいかかるそうです。

 

自分で消費者金融業者とやり取りしなくてよいので、自動車事故で保険会社に仲裁をお願いするようなイメージです。

 

弁護士費用は過払い金の払い戻しなどを考慮した上で、成果報酬とのことでした(弁護士費用は全部で6万円くらいだっと思います)。

 

弁護士費用は当然かかりますが、任意整理は一旦返済を止めて、月々の利息が雪だるま式に膨れるのを止めることができるメリットがあります。

 

これにて、私は消費者金融のブラックリストにのり、これ以上借金ができない身となったわけです。