あまり知られていないことですが、日本はギャンブル依存症の有病率が突出して高い、世界一のギャンブル大国です。

 

【世界のギャンブル依存症者の有病率】

 ・韓国0.8%

 ・米国1.6%

 ・香港1.8%

 ・日本4.8%

 

日本のギャンブル依存症者の数は536万人といわれています。

日本の成人人口が1億人ですから、20人集まれば1人はギャンブル依存症という恐ろしい結果です。

 

日本のギャンブル依存症者の原因80%以上がパチンコ・パチスロだということもわかっています。

 

パチンコ・パチスロ市場をみると、20兆円規模。

競馬や宝くじの比ではありません。

世界一のカジノをもつマカオのカジノ(4兆円規模)の5倍。

日本の観光産業(10兆円規模)の2倍。

年々市場が縮小しているとはいえ、驚くほどの金額です。

 

【日本のギャンブル市場規模】

 ・パチンコ・パチスロ 20兆円規模

 ・競馬 3兆円規模

 ・宝くじ 1兆円規模

 

日本全国にはパチンコ店がいまだに1万店もありますが、韓国では、パチンコ依存症の危険を認識して1万店のパチンコ店が2006年に全廃となっているそうです。

 

〇なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか 若宮健 祥伝社