休日の朝、パチンコ店に行くために、パッチリ目が覚めてしまう。

 

TVやラジオのコマーシャル、広告が目に入っただけでも、パチンコ店へ行ってしまう。

 

もはや自分の意志ではなく、身体が勝手にパチンコ店へ向かっていってしまう。

 

ご家族や周りの人からすると到底理解できないと思いますが、パチンコ・パチスロを止められない本人は、そんな風に感じてはいないでしょうか。

 

最近の研究で、パチンコ・パチスロ依存症は脳の病気であるということが明らかになってきています。

 

パチンコ・パチスロ依存症は、薬物依存症やアルコール依存症と同じく、脳が壊れる病気なのです。

 

パチンコ・パチスロの刺激には脳が強く反応するように学習してしまっています。

 

そして意志を司る前頭前野の働きが低下するため、意志の力が壊れてしまうのです。

 

一度壊れてしまった脳は治らないといわれていますが、回復することはできます。

 

そもそも、パチンコ・パチスロ台には、客の依存を高めるための工夫がいたるところにされており、強烈な光・音・演出で、脳に刺激を与え続けます。

 

逆説的ですが、パチンコ・パチスロ依存症から脳を回復するためには、パチンコ・パチスロを何とか遠ざけることが必要なのです。