絶望から抜け出せ!
経営再建中の日本航空子会社ジャルエクスプレスが、パイロット訓練生26人の内定を取り消した。
「無限大の可能性を持った若い力が必要。ぜひ入社してほしい」
「会社再生の原動力になってほしい」
こういった声の中で内定されたが、結果として内定者説明会でJEX幹部が最後に告げた言葉は
「パイロット訓練生として入社いただく結論には至らなかった」
パイロットの夢が絶たれた若者の気持ちは痛いほどわかる
ただ、今自分も経営者の立場ではJALの気持ちもこれまた痛いほどわかる
若者に告げなければならない幹部は同じように辛かっただろうと思う。
WINーWINの関係とよく言うが、常にそういう関係性であり続けることは相当難しい。
お互いが絶え間ない努力をし続けなければ不可能なのだ。
大人になるというのは、酸いも甘いも知るということなのだろう。
この若者達は早くにそれがわかって結果良かったのかもしれない。
今は辛いかもしれないけど、背を向けず前を向いてがんばっていってほしい。
早くに大きな辛い思いをした分だけ、人よりも早く、もっと大きな幸せが来ると思う。