蜷川実花さんの写真
が好きで、写真集も持っています
で、前作の「さくらん」も観に行きましたし…
でも、印象は…やっぱり映像美が強烈すぎて、ストーリーとか演技とかあんまり覚えていないんですよね
あの作品でも菅野美穂さんが激しい濡れ場を演じていたような…
本題の「へルタースケルター」
はっきり言って…言わなくても分かりますが…蜷川実花と沢尻エリカの映画です
「さくらん」もそうでしたが、鮮やかな赤がスクリーン一杯に映し出され、その中にエリカ様の美しさが際立つ
時折、ブルーも加わりますが
で、話題のエリカ様の過激濡れ場シーンですが…
う～ん、エロくない
脱ぐ必要あるのかな～
これはエリカ様のせいではなく、監督の責任だな
富豪のオーラがない御曹司を演じる窪塚洋介は、あの飄々さが味があって良かったし、濡れ場としては二人とも相当頑張っているんだけど、キレイすぎて、人間の欲望とか、生々しさとか全く感じない。
リリコ自体が整形で作られたお人形だから、わざとそう見せているのか…
でも、全く感情移入できない
多分リリコに共感できるのはエリカ様だけじゃないかな～
脇を固めている桃井かおりさん、寺島しのぶさんは流石の存在感。
きっちり良い仕事しています
でもここでも大誤算
期待していた大森南朋さん…あれ、何でしょう
これも大森さんのせいではなく、監督と脚本の責任ですね
力のある俳優陣を使いこなせていない
一人、急に哲学的だったり、ポエム的な言葉を発したり…
狙いにしても興醒めしてしまいます
この作品は…
蜷川実花さんの映像美とエリカ様の美しさを大スクリーンで観る
そう割り切って観ると良いと思います。
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