
もう金沢での上映は終わったのですが、映画ファンにはたまらない作品「キツツキと雨」をご紹介したいと思います


田舎で映画を作っている小栗旬演じる若手監督と林業に携わる役所広司との、心の交流を描いています。
小栗旬は自分より年上のスタッフに囲まれ、自分の作品が面白いと実感できないまま自信を失い、自暴自棄に陥るのですが、ひょんな事から知り合った役所広司が
『映画って良いね~

とか、
『この脚本、面白いね~


とかいう感想を聞くうち、徐々に自信を回復していくんです。
それがさりげなくて、気づかない程の小さな優しさにあふれていて、自然と顔がほころんできます

また、役所広司は脚本を読んでいるから、
『このシーンはもっと人がいた方が良いよね


と言うと、村のお母さん達が集まって活気づく

そうすると助監督が

『監督、ここはリーダーみたいな人を立てた方が良いですね

と前向きなアドバイスをし、
カメラマンは

『監督、ここはレールを敷いて撮った方が良い絵撮れますね

とか、自然と人と人の化学反応が起きて、俄然映画が楽しくなる

日常にちりばめられている、さりげない優しさ、思いやり、ユーモアが、映画作りという非日常の世界で輝きを増して行くんです

人の優しさに触れたい時、疲れた時など、ちょっと心をリフレッシュしたい時に見ると、ジワジワと心に染みる良い映画です

なんてったって私が今年、今まで見た映画の中で、一番のオススメ作品です

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