
有名な小説『ノルウェイの森』


まあ、映画化した作品はむしろ映画の方を優先して見るので、それで良かったのですけど…
で、観てみて…こんなに重く苦しい作品だったんだ

大人になって世間にある程度もまれると、思春期や学生の頃の心情を
『もう少し広い視野で観られれば良いのに…』とか
『まだまだ甘いな』
なんて見てしまいがち。
私だけかもしれないけど。
でも、この十字架は十代が背負うには重すぎるし、苦しすぎる

命は自分のものだけど、人は一人では生きていないのだから、自らの意思で絶つ事は何があってもあってはならない事だと思う。
心静かに命と向き合える映画かもしれないですね。
そしてなんと言ってもトラン・アン・ユン監督の持ち味である、透明感のある映像美

本当に素晴らしいです

それだけでも十分楽しめるのですが、私としてはこの時代のインテリアが大、大、大好きです


これは松山ケンイチ演じる主人公の住んでいる学生寮


これは菊池凛子演じる直子が療養している部屋


これは水原希子演じるミドリの住む家

どれもが60年代のかっこ良さを残しつつ、居心地の良い生活感が漂っています

また松ケンのアルバイト先のレコード屋が良い

マリメッコもどきの壁紙にLow-yo-yoのペンダント


トラン・アン・ユン監督の『青いパパイヤの香り』も大好きだし、今回のインテリアは大好物だし、これはDVD出たらコレクションとして購入決定です

作品としては重いので、観る側の心の状態を選ぶかもしれませんが、オススメの作品です

自然の映像美は大スクリーンで是非体感してみてください

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