
故、ダイアナ元妃のご先祖様の実話。
ダイアナの人生と重なります。
18世紀の話だから、現代とは違い、まあそれでも名家の人々は自由恋愛は難しいのかもしれないけれど、義務だけの結婚が招く不幸。
なんだか切ないですね。
キーラ・ナイトレイ演じるジョージアは美しく、社交的でみんなから愛され、常に注目の的。本当にダイアナのよう。
だけど、ただ一人、夫からだけ愛されない。
強力な権力を持ち、常にトップにいる公爵は、妻を自分の息子を産むだけの存在としてしか始めは見ていないから、自然と態度もそうなるし、そうすると、妻もそれなりの行動に出ざるを得ません。
こうなると物事は悪循環にしか進まない。
そのうち、夫は自分の親友と愛人関係になり、ずっと一緒に住む事になる。
ホント、スキャンダルで身勝手な夫に振り回される妻と愛人。
メチャクチャ女の敵

愛されて育った人は、愛される事の喜びを無意識の内に知っているし、愛する事もできる。
公爵という立場上、利害関係のない友情や愛情を持つ事ができなかったんじゃないかと。
観ているうちにいろんな事に想いを馳せてしまいました。
意外と昔のスキャンダルを覗き見する感覚ではなく、男と女の感じ方や愛情表現の違い、時代背景による政略結婚など、人生ままならないな~って感じました。
公爵を演じるレイフ・ファインズの静かだけど戸惑ったり、彼なりの歩み寄りを見せる渋い演技
キーラのみんなを虜にする優雅さと親しみやすさ、それとは逆の不幸な結婚生活に悩み苦しむ姿
どれもが絶妙で、確かな演技力があるからこそ、ただのスキャンダル映画では終わらない深さがあると思います。
最後まで観るとダイアナとは違うなって気づきます。
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