動物農場

『動物農場』面白かったです

１９５４年、イギリスのアニメです。

※以降、ネタバレがあるので注意してください

ストーリーは至ってシンプル。
人間の農場主に虐げられる農場の動物たち。
ある日、命が短いと悟った老ブタ

が皆に、『自分たちが住み良くなる為にも反逆だ！』と叫んで絶命します。
その後、動物たちが奮起して農場主を追い出し、自分たちが営む「動物農場」を作ります。
しかし、ずる賢い黒豚

に騙され、気がつくと独裁者が人間からブタ

に変わっただけ…という話。

これが、主要登場人物（

）が動物なので、素直に感情移入できるんですよね。

みんなの事や将来の事を考える良いリーダー、白ブタ

のホワイトボールは、賢くて、勇敢で、文句ない人格者なんですが、黒豚のナポレオンの陰謀で殺される直前まで追いつめて農場から追放されます。
これが『ブヒブヒ～

』って必死に逃げる様が、本当に切ない。
逃げ切って

って手に汗握ります

また、働き者で頼りになる馬

のボクサーは、みんなの為に、みんなの倍以上働きづめ、そしてブタたち

によって、重労働者にはわずかの食料から与えられない為、風車建設の作業中に瀕死の事故にあってしまいます。
それをナポレオンはボクサーを隠居生活させるのではなく、にかわ工場に１ケースのウィスキー

と引き換えに引き渡してしまうんです

働けなくなったボクサーを死刑にしたも同然

親友、ロバのベンジャミンは絞り出すような、悲鳴のような鳴き声でトラックに乗せられたボクサーを必死に追いかけるんですが、体力がないため追いつけません。
本当に涙

ものです。

人間社会を映し出している「動物農場」
主人公たちが動物だから嫌みがなく、でも社会性を鋭くついた、本当にストレートで良い作品です

金沢でのこだわりリフォームは

は必見

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