このタイトル、ドキッとしますね

この班の特徴は、ストーリーづくりから、役割分担などいろんな事を、こどもたちが一斉にホワイトボードに向かい、みんなで納得するまで話し合いながら進めていました。
大人スタッフはこどもたちの輪の後ろにいて見守る感じです。
ストーリーは女の子ばかりの村に(班の中には圧倒的に女の子が多かったから)、二人の男の兄弟が産まれます。
だから男の子なのに裁縫をやらされて、面白くないから不良になるんです。
カツアゲしたり、喧嘩したり

そんな悪い子に育った兄弟は、ある日すっごく強い男に出会います。
その男と闘ううち、兄が死に、弟が仇を打つんですが、殺した後にそれが父親だった事を知るんです。
そこで弟は改心し、村に戻って武術を教える…そんなお話。
ストーリーを考えている時に、なかなか進まない状況を見た大人スタッフの一人が気分転換にバク転を見せたんですね。
その人はウルトラマンショーとかで、アクションをする人なんです。
それを見たこどもたちは、もう『アクションコメディ』で行く

実際の映像を見ると、これがかなり笑えます

何人かにカツアゲをするんですが、小さい男の子が大人スタッフを相手にカツアゲするんです。
このギャップ

自分より背も、体格もかなり良い大人の男の人を相手に、胸ぐら掴んで脅すんですよ

大人スタッフの演技も良いのですが、それをちゃんと演出しているこども監督

自分の中にイメージがあって、こうした方が面白い

こどもたちの力、侮ってはいけません。
ホント、素晴らしいです
