これは、私がこの世界を本格的に探究し始めるきっかけなった、体験記です。


魂の記憶と天使の存在 その1 魂の記憶と天使の存在 その2  からの続き>



「後一回ヒーリングを受けた方が良いのでは?」という思いから、またヒーリングを受ける。


最初から「ウーン」という、高いドかラの様な音♪が聞こえ始める。

最初から前回同様、エネルギーの圧力で体が押しつけられる。


胸が押しつけられるような苦しさを覚える。

突然、心臓を鷲掴みされたようで、すこし驚く!


両手はピリピリした感覚。

何かホワッとしたモノが、左手の甲に触っていく。


外からガラスを割っているような音が聞こえ始める。

「ああ。ここに来る前に工事の人達がガラスを処分していたっけ…」と思いながら、何となくその音を聞いていると…


その音が、だんだんガラスで出来たベルで音楽を奏でている音となって聞こえてくる。

「でも、これはガラスの割れる音なのだ。」と思いながら聞いているとガラスの音なのだが、だんだんその音に音階が出来、メロディとなり、綺麗な音楽になっている。


聞いた事の無い曲。でも綺麗なメロディ。

その音が消えていく時、頭の下のベットが大きく波打つ。


その頃から、喉の真ん中に違和感を覚える。

何か大きな塊がつかえていて、出したいのだけど、どうしてよいのか解らない。

何回も何回も飲み込むが、それは喉の真ん中につかえたまま…


と、突然目の前に映像が!

そこはどうも、とても広い部屋。大広間のようだ。

自分の居る場所はとても暗い。

しかし、その大広間の入り口辺りに人が居る。


大広間の入り口の左側には、重厚な感じの深い赤のカーテン。

そのカーテンの影から、綺麗なワイン色のマントを羽織った金髪の男性。

ひざまづいているようだ。


「これも何か中世ヨーロッパだなぁ」と思ってみていると映像が途切れ、終了の合図。


今日は頭がとても重い。

そして「何かが思い出せない。」

「早く…早くしなくては!!」

という強い思いがこみ上げる。


何がしたいのか、さっぱり解らない。

だけど気持ちがヒーリング前とは全然違う。


とにかく「何かしなければならない」らしいのだ。

ヒーラーさんは、それに対して何も答えてはくれない。

彼女もわからないようだ。

どうも自分で探さなくてはいけないらしい。


モヤモヤした気持ちと焦燥感。

喉の詰まりは現実に存在したまま…

咳をしてみたら多少は軽くなったが、それでもなんだか違和感が気になる。


この頭が重いのは数日、喉の違和感はこの時から1年近くも取れなかった。


でもこれは、後にひょんな事で受けた、退行催眠で明らかになっていった。


この当時は自分の中にあった感覚が、ヒーリングエネルギーに触れたことで一気に目覚めだしたようでした。


これは今になって解ることで、当時の私はなんだか解らないけれど、何かの流れの中に押し出されたような感じがありました。


このヒーラーさんも、私がヒーリングを受けた後、ヒーラーをやめてしまわれたようです。

これも突然だったので、更に誰にも聞くことが出来なくて、すごくモヤモヤしていました。


でも、私自身が「1つ1つ自分で紐解く」ようにしていたようですね。


まだまだ、この話は続きます。