夏の定番?お化け話。
私は怖い話が小さい頃から大好きでした。
自分の住んでいる世界とはまた違う世界があるようで、とても創造力をかき立てられたからです。
私の母方がちょっと霊感が強いようで、祖母もよく「虫の知らせ」を受け取っていました。
私の母はとても感の鋭い人で、大人になっても私がちょっとでも母に隠し事をすると「○○の事で何かあるでしょう?」とズバリ言われたりして、よくドキッとしたものです。
小さい頃から家族全員で、ご丁寧にも部屋の電気を消しながら、テレビの心霊番組をキャーキャー言いながら見ていたりしました。
おせんべいをポリポリかじりながら、一家団欒です。
好きな者同士なのか解りませんが、小学校から今まで、行く先々で常に「本当に視える人達」が私と仲の良いお友達という関係が続き、彼女達から本当にいろいろな話を聞かされました。
今まで会った人達が揃いも揃って私に作り話をするはずも無いので、「本当に見えない世界はあるんだなぁ」と思っていました。
ただ、彼女達の話を本当の事だとは思いましたが、「やはり目に見えないと信じられない。何か自分が体験しないと…」とも思っていて、「見てみたい」という願望は相当強かったです。
でも、今となっては「見えないようにしていた」のだと思います。
彼女達の怖い体験を聞くたびに、「私は絶対怖いものは見ない!どうせ見るなら神様とか、妖精とか、天使とか、綺麗なものしか見ない!」とずっと言い聞かせて見えない事を願っていたのですから。
これもスピリチュアル的に言えば、自分にかけたブロックでしょうね。
恐いものも見る事を自分に許した時、他の住人を垣間見るかもしれませんね。