こんにちは。
口元から美しさをプロデュースする予防医學ドクター、歯科医師の井手です。
今日は「言葉」のお話です。
皆さんは普段何気なく使われているご自身の「言葉」を意識されたことはありますか?
「言葉は人生を創る」とも言われます。
これまで、「笑顔」「お口のニオイ」「歯の白さ」などのお話をしてきましたが、
「口元から美しさを印象づける」ためにもう一つ大切な事が言葉なのです。
美しい人が汚い言葉を使っているとショックですよね。
人間ほど自由自在にいろんな言葉を話せる生き物はいません。
声は肺から出てくる空気が声門を通ってお口を経由して作られています。
声門を通る時にには「ブッ」や「ブー」という音でしかありません。
色々な音を作り出しているのは、お口の形や舌の位置などです。
たくさんの音を自由に出せる事で人はコミュニケーションを楽しんだり、歌を歌ったりできます。
皆さんはご自身の口癖を知っていますか?
人は1日に何万語という言葉を使います。
(女性は1日に約2万語、男性は約7000語話すそうです)
人によってはもっとたくさんお話する人もいらっしゃいますね。
そんな毎日使う言葉が皆さんの表情や感情、思考パターン、行動などに影響を及ぼしています。
知らず知らずの内に何度も使う言葉は「口癖」とも言われ、何度も繰り返し使用する事で私達の行動や人生に影響を与えています。
言葉は人に伝えるだけではなく、自分で発した言葉も自分の耳で聞きます。
なぜ、言葉が人生に影響をあたえるのか。
その答えは「潜在意識」にあります。
人の意識は自分で意識することができる「顕在意識」と
意識する事ができない「潜在意識」とに分かれています。
よく氷山の一角や海の波に例えられますが、
顕在意識は3〜10%、潜在意識は90〜97%程度の割合で存在していると言われています。
どちらが力が強いかはすぐにわかりますね。
潜在意識の方が圧倒的な力を持っています。
そして潜在意識は起こった出来事をすべて記憶していて、決して忘れる事がありません。
使った言葉はすべて潜在意識に記憶されていくのです。
口癖は 何度も使うことで、どんどん潜在意識に溜まっていき、潜在意識は感情や身体とつながっているため、行動を左右します。
ポジティブな口癖を持つ人はますますポジティブに。
悩みがちな口癖を持つ人はますます悩みがちに。
自分がどんな言葉をつかっているのか、口癖をチェックされてみてくださいね。
そして、素敵な毎日を過ごしたい人は
「ありがとう」
を意識して使うようにされてください。
「ありがとう」は魔法の言葉です。
美しい言葉やポジティブな言葉は使う人も聞いている人も気持ちがいいですよね。
口元から美しさをプロデュースする予防医学ドクター、歯科医師の井手でした。
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