今年1年を振り返ってみて・・・・・・毎年であれば平凡な年だったで済ますような数年だったが、今年はまさに激動であった。まず問題は新型コロナの影響だろう。全世界のほとんどの方に影響したと思う。直接、または間接的に命をなくした方も多い。そんな中、私の出来事といえば、

 

 リストラ・・・・・・。

 

話せば長くなるので今回はその言葉で表現させて頂く。会社から順を追って5人ほど解雇され、代理店等の関連会社とも関係を切っていくほど会社の体力はなくなっていた。コロナがすべての原因ではなく、それ以前から経営は悪化していた為、信頼のおける同僚と少し前から独立の話をしていた。なので、私たちは退社後、すぐに起業しいくつかの関連会社から仕事を請け負うことができた。・・・が、今度は半導体不足により商品が入荷しないという何とももどかしい状況。

 

 ここは何とか耐えていかなければ・・・。

 

 とはいえ、会社にいる頃より心身ともに10倍くらい楽になったので幸せだ。当時の私は周りから見ても同情されるくらい疲れ切っていた。なので逃げ場所を探そうと、ソロキャンプを遂行するため、キャンプギアをコツコツ集め始めていた。

 

 そんな中、手始めに買ったものは。。。LOGOSのコンパクトグリル。 19cm×19cmと小さいが見た目はかっこいい。それに頑丈そうだったのが購入のきっかけだった。付属のバッグから出しては何度もデスクの上で組み立てて写真を撮っていた。

 

 

 

 

 

 だがこんなものは使ってなんぼ。またまた実家の庭にお邪魔する事にした。お土産はハマグリだ。

 

 

 実家に帰り、さっそく庭で組み立てて、辺りを散策しながら枯れた木の枝を採取する。松の枯れた葉っぱはバチバチとすぐ火が付くので着火剤に最適だ。あとは適当に枝拾い。ついでに細い孟宗竹を1本切り出し、火吹き棒を作る。これらに挙げた材料はすべて私有地のものである。持ち帰って、さあ火起こし開始。

 

 本来はこのグリルには市販の木炭などが適していると思うが、今回は私のストレス解消のため、小さな焚火を楽しませてもらった。薪というほどのものは必要なく、片手に持てるくらいの枝で充分楽しめた。熾火が出来たのでさっそくハマグリを焼こう。

 

 

 

 

ちょっと醤油を垂らして・・・ぐつぐつ・・・。

 

 頂きます・・・! 

 

 

 

 うっま! 最高にうまい! 幸せだ! 

 

二人で飲むくらいならこのサイズでも十分活躍できそうだな。どうせそんなにバクバク食えないし。燃料も最小の量で済むし、何より片付けがものすごく楽だった。大きな焚火は無理だがこいつならではのメリットがたくさんある。

 

 しかし、問題が起きてしまった。

 

 私より母のほうがこれを気に入ってしまい、暫く実家に預ける事になってしまった・・・むむ・・・。まあ、いいか。

 

 

 私のLOGOSちゃん、また会いに来るよ・・・。