本日の話題は、
「渋谷でかっこいいものを見てきました。」です。
「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」というアートイベントです。
TOMATOは、ロンドン五輪の音楽監修などをしたミュージシャン「アンダーワールド」のメンバーなどが中心になって設立した有名なデザイン集団で、今回は結成25周年のイベントなんだそうです。
夫がアンダーワールドのファンでよく聴いてまして、イベントのことを知りぜひ行ってみたいなぁ…と言うので、私もついて行くことにしました。
ファッションの中心地・渋谷のパルコという場所柄もあってか、会場のお客さんもおしゃれな若者やデザイナー風の人が多かったです。
運良く、ついたのがちょうどギャラリーツアーの時刻。なんかお客さんがいっぱい佇んで動かずに待ってるので…みんな何やってんの?と聞いたら、今からTOMATOの中心メンバーで、アンダーワールドの初期メンバーのひとりでもあるジョン・ワーウィッカーさんが作品についてお話をしてくれるという。世界的なアーティストの話を、なんとなく行ってみて聞けるなんてすごいラッキー!
ジョンさんは…
普通のかっこいいおじさんでした。
私はジョンさんの英語は半分くらいしか意味が分かりませんでしたが、アートのことは良くわからない素人の私でもすごく面白いお話でした。通訳の方もとても上手でした。私は子供がイタズラをしてるみたいなアートの話がすごく面白くて笑ってしまったんですが、お客さんはみんな熱心に聞いてて、誰も私みたいに声を立てて笑ってなかった。
数人の若いお客さんが、ジョンさんにいろいろ質問していました。あの中から、未来の世界的アーティストが生まれるのかも知れません。
アンダーワールドのCDジャケットは印象的で好きだったので私もよく覚えていましたが、会場内の展示パネルにもありました。コレコレ。
風船に目鼻をつけた顔(上)と、2つに割ったポテトに爪楊枝を刺したチョウチョ(下)。
どちらも意味はよくわかんないのですが、なんだか面白くて鮮明に覚えてました。携帯のカメラを向けると、上の風船はちゃんと顔認識されて、それもまた笑えた。
あと、これは綺麗で面白かったので…same sun different skyと書いてある。太陽は同じで空は変わる…という意味でしょうか。でもなんで蚊取り線香?
しばらく考えてみて、やっぱり空と蚊取り線香の関連は全く分からなかったけど…べつに関連なくてもいっか。ただ、日本人としては蚊取り線香の「うずまきの美」は見逃さないぜ。
そういえば、ジョンさんはこの時「同じものを作っても、同じ作品は2度と生まれない、同じ瞬間は2度と来ない…」という話をしてましたので、そういう意味を含んだ言葉なのかもしれません。
途中でポンプの高血糖アラームがピーピー鳴り出してうるさくなり、人も増えてきて疲れてしまったので、惜しかったですがジョンさんのツアーは中座し、会場の残りを見物して帰りました。非常に楽しい1日でした。
そして最後に。
私の新しいインスリンポンプ(SAP)は順調に一週間を経過しました。先ほどセンサーの6日間の期限が切れて表示が途切れたので、新しいセンサーに交換するか、しばらくやめるか考え中です。
この一週間は、一通り低血糖だの高血糖だのやってみて、高・低血糖アラームにもピーピーと鳴ってもらいながら様子を見ていました。グラフに刻々と刻まれてゆく自分の血糖値のジェットコースターぶりに多少のため息も出ました(笑)。
いつも血糖値が見えてると思うと、どうも気になって一日中チラチラ見てしまいます。もう少し慣れてきたら自然に使えるようになるかな?
センサーのグルコース値は血糖測定値と大体20mg/dl前後の誤差範囲で動きましたが、かなり正確に出ている印象です。ただ、誤差は大きいときで40mg/dlということもありました。
説明書によると、校正のための血糖値入力は最低12時間おきとなってますが、6時間おきくらいには入力したほうが正確になるみたい…と感じています。何回も校正したほうがより正確になると、業者さんも言ってました。
それではまた。

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