昨日テレビで
深夜のバラエティ番組を見ていたら
街頭で未婚の女の人にインタビューしていました。
来年こそ結婚したい。
という彼女に結婚の条件を聞いたら
持病のない人。
持病があると保険も入れないしね。
と言っていました。
私はそれを聞いて
とてもつまらない気分になりました。
これまで、けっこう長いこと楽しく見ていた番組でしたが、もう見たくないなって思いました。たぶんもう見ません。
病気を持っている人と結婚するのが嫌だと言うのは、「私(俺)に面倒をかけるな、そんな人生はお断り、あんたの苦労なんか背負いたくない」という意味です。そういう人は結婚なんかしないで、一生ひとりで楽しく生きたほうがいいのです。
第一、婚前の時点で持病がない人と結婚したら、
一生病気と無縁でいけるとでもいうのだろうか…?
結婚したら100%の確率で、
相手の苦労を背負う瞬間が来ます。
その苦労が病気かどうかは別としても…
それなのに、
あの女の人はなんで結婚なんかしたいんだろうか?
貧しいときも豊かな時も、
病めるときも健やかなる時も、
逃げ出さないでお互いを支える気がないなら、
初めから結婚なんかしない方がいいんですよ。
それもひとつの選択肢です。
そういえば、学生時代に「ipoco病気だし」と恋人にふられたことがありました。 若かったし、今より純粋?だったので、ずいぶん泣きましたけどね。今思うと、別れてよかったんですね。
もし、自分もいつか結婚をしたいと思っていて、
私と同じあの番組を見ていて、複雑な気分になった人がいたら、ぜひ元気を出してください。
持病があってももちろん結婚できるし、
結婚してからどちらかが病気になることもあるし、
どうしても結婚したい人が持病を持っていることもあります。
そんなことは日常茶飯事です。
珍しくも何ともありません。
「どうすんの?私、病気だよ」といっても、
「たぶん何とかなる。」と結婚する人もいます。そういう人を見つければ良いと思います。